2021年9月29日水曜日

■竹内浩三記念碑の建立 

竹内浩三は昭和9年(1934)、旧三重県立宇治山田中学に入学し、5年間を山中で過ごしました。ここでは多くの友人たちと出会い、マンガの同人誌をつくり、伸びやかな学生生活をおくりました。日記の中で「オレの山中に於ける生活はおもしろいものであった。幸福であった」と書いています。山中での生活はその後の彼の生き方や詩をはじめ日記、マンガに大きな影響を与えました。実行委員会では、竹内浩三の人と作品を顕彰し、永く語り継いでいくために、旧山中跡の船江公園内に記念碑を建立します。表面の碑文は、山高生徒会の皆様らに選んでいただいた、詩「鈍走記」からとった「生れてきたから、死ぬまで生きてやるのだ。ただ、それだけだ。」です。114日(木)には除幕式を行います。同公園内には竹内の先輩、映画の小津安二郎監督の記念碑も2003年に建立されています。



2021年9月2日木曜日

会長就任ご挨拶

令和3年8月22日


会長 安田千代

 

 令和3年8月21日開催の定時総会において会長に選任されました23期の

安田千代です。創立100周年から総務委員会で仕事をしてまいりました。

 これからの在任2年間に3つ目標を挙げます。1、同窓会の活動を今以上に活発に行うため、新しい委員を広く募集し委員の増員を図る。2、同窓会のホームページをリニューアルし、会員の活動情報、意見等を掲載し、多くの会員に活用してもらう。3、現在同窓会の財務状況が逼迫しております。何とかこの状況を打開したく、一人でも多くの会員に協賛金の納付をお願いするのと、企業広告のお願いに力を入れ広告数を100件に増やしたいと思います。これらは同窓会の委員の力だけでは、限界があり会員皆様のご協力なくして達成できるものではございません。山高の母校愛にあふれた会員皆様のご協力をお願いする所存です。

コロナの感染者数が想像を絶する速度で増加しております。日々お体に気を付けてお過ごしください。来年は、定時総会およびプラチナパーティーでお目にかかれることを祈念いたしまして会長就任の挨拶とさせて頂きます。

 

          

会長退任ご挨拶

                                 令和3年8月22日

顧問 奥野幸良

 

 令和38月の総会をもって、同窓会長を退任することになりました。

短い任期となりましたが、学校長始め担当の先生方、そして事務局、委員会の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 私の任期は、橋本前会長から「楽しい同窓会にしよう」のスローガンを引き継ぎ、120周年記念事業を無事に終えるというのが最大の命題でした。これは同窓会会員の絶大なるご協力により成し遂げることが出来たと思っています。その後はコロナ禍で、通常通りの年度事業が行えなかったこと、またその影響で大阪支部総会の出席が叶わなかったことは、大変残念でした。大阪支部訪問は安田新会長に託すことになります。

 安田さんは同窓会初の女性会長になります。女性の活躍の場や多様性が叫ばれる中、山高同窓会が新しい時代の先駆けとして、安田新会長を先頭にさらに多くの女性会員の参加を期待したいと思います。

 至らぬ会長ではありましたが、皆様のご支援で任期を終わらせて頂くことが出来ました。重ねて感謝申し上げ、退任のご挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。