2018年12月19日水曜日

竹内浩三(山中40期卒)演劇 「きみはいくさに征ったけれど」ご案内

8期の岡田美代子です。
今回、山中を卒業した大先輩、詩人の竹内浩三をテーマにした演劇「きみはいくさに征ったけれど」伊勢市上演実行委員会の会長をして、ひとりでも多くの方々に観ていただきたいと活動をしています。ぜひともご協力をお願いいたします。

竹内浩三は、1921年(大正10年)、現在の伊勢市吹上2丁目に生まれ、1934年(昭和9年)から1939年まで宇治山田中学に在学していました。
 卒業後日本大学専門部(現芸術学部)映画科に入学し、映画監督を目指しますが、1942年戦争のため大学を半年繰上げ卒業となり、久居の中部第38部隊に入営します。大学在学中に、山中時代の友人たちと同人誌『伊勢文学』を創刊し、入営後も戦地に赴くまで多数の詩や文章を書いて姉宛に送ったりしましたが、1945年(昭和20年)フィリピンにて戦死しました。
 残された作品が世に出ると、その時代でありながら自由で感性豊かにつづられた言葉が多くの人の心をつかみ、今も読みつがれています。
この度の演劇は、家にも学校にも居場所を見出せない一人の高校生の前に、その竹内浩三が伊勢弁で「なにしとん?」と現れる、という設定です。場所は伊勢の地、作者は同じく伊勢市出身の気鋭の劇作家、大西弘記氏です。
この舞台は3月に東京の「紀伊国屋サザンシアターTAKAASIMAYA」において上演され、山田洋二監督をはじめ多くの人から高い評価を得た作品で、学校演劇などで全国に知られる「秋田雨雀・土方与志記念青年劇場」によるものです。

 同窓生の方々には是非ともご鑑賞いただきたくご案内いたします。


「きみはいくさに征ったけれど」伊勢市上演実行委員会
会長 岡田美代子 (8期)
伊勢市一之木2丁目6-3
℡ 0596-28-7111
事務担当 西岡博子
〒517-0704
三重県志摩市志摩町越賀975-7
携帯電話 09042393232

2018年12月12日水曜日