2011年8月23日火曜日

平成23年度山高同窓会総会の報告

平成23814()伊勢市観光文化会館において、山高同窓会総会が開催されました。山高12期と61期が招待期の今年度は、総会に先駆けて土井孝子氏(山高12期)の記念講演がありました。長尾貞子氏(山高12)が講師の略歴を紹介し「彼女の活躍は、山高女性OBとして大変誇らしく思います。」と話されました。そして、「伝えたい咢堂の心」-尾崎咢堂の生涯とその功績-と題して講演が始まりました。まず、東日本大震災の復興を祈り、次に尾崎咢堂の生き方に共鳴し、平成6年「香風」を立ち上げ、以来17年間咢堂精神の普及に努めるべく草の根の活動をされてきたことをお話しされました。14才で伊勢に来た咢堂の、「憲政の神様」と言われるまでの歩みを紹介され、続いて、咢堂香風の活動を話されました。青少年健全育成のための作文コンクール、「全米さくらの女王」の訪問を機に「花みずきの女王」を選出し、米国で親善。平成19年には生誕150周年で、咢堂生誕の地・津久井町(現相模原市)と子供交流事業。日本さくらの会との交流等、様々な活動をお話になりました。そして、「花みずきの女王」の活躍を、これからはアジアにも広めたいと話されました。最後に、これまでの活動を支えてくれた仲間を称え、「特に最大の理解者は、主人でした。とても感謝しています。」と述べられて講演を終えられました。



続いて、森岡義博先生(山高30)の司会で総会が進められました。山内齋助副会長(山中51、山高3)の開会の辞で始まり、池田六太郎会長(山高19)の挨拶がありました。最初に東日本大震災の一日も早い復興を願い、猛暑の中、多数の同窓生の出席に感謝されました。そして記念講演のお礼と、若い招待期の人達には、同窓会を就活に活かしてもらえるよう話されました。その後、中谷文弘学校長が挨拶をされました。2年前の合唱祭のエピソードを交えながら、山高の自主自立の校風と、人気の高さ、そして、若い世代の沢山の人達の出席が、新たな同窓会の一歩になるのではないかと話されました。次に、牧田平先生(山高21)から各支部役員のご紹介があり、藤原信一氏(山高37期)が議長となり議事を進行しました。全ての議案が滞る事無く承認され、最後に野田昌和副会長(山高10)が閉会の辞を述べられ、総会は終了しました。

しばし休憩の後、安田千代(山高23)、藤村喜成(山高36)、両氏の司会で懇親会が始まりました。恒例のプラチナ合唱団が、小山善雄先生の指揮で歌を披露してくれました。(見上げてごらん夜の星を、我は海の子、故郷) 続いて、参加者最高齢の中西衛三氏(山中36)による乾杯の御発声で懇談となりました。今回は、招待期の担任の先生や縁のある先生方をお招きしました。それぞれの先生にお言葉を頂き、懐かしい再開に大変盛り上がりました。最後に、山中、山女、山高の校歌を歌い、招待期の小堀公任氏(山高61)の挨拶で、閉会となりました。







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