平成22年8月8日(日)、伊勢観光文化会館において山高同窓会総会が開催されました。
今年度は、山高11期と59期、60期が招待期でした。
先ず、総会に先立って恒例の記念講演が行われました。三木のりこ氏(山高11期)が、「井村さんは、妻の鑑です。」と講師の井村郁子氏(山高11期)を紹介し、「ミニ姫路城と私 男のロマンとつきあった19年」と題して講演が始まりました。ご主人が中学2年の時にグラビアで見た姫路城への憧れ、47歳の誕生日に専門書をプレゼントしたのがきっかけでミニ姫路城を作ることになったお話をされました。城を建てるための土地探し、何度も姫路城に通いスケールを決め、石垣完成まで13年を費やしたそうです。建物(城)は6年掛かり、全完成まで19年。ご主人の好きな事をしている時の顔の輝き、次第に二人の共同作業になっていきました。それは、二人にとっての最高の19年だったと話されました。ご主人は姫路観光大使に任命され、テレビでも取り上げられ、その番組を会場で流してもらいました。山高同期の太田葉子、松田寿実両氏から講師への質問をして頂きました。好きな事はやったらええと軽い気持ちで思っていたそうですが、掛かった費用は想像以上だったそうです。しかし、ご主人にもらったこの感動で、私の人生は間違っていなかったと話されて、講演は終了しました。
続いて、橋本久俊副会長(山高17期)の開会の辞で総会は始まり、池田六太郎会長(山高19期)の挨拶がありました。最初に4月にご逝去された藤原敏夫(山中49期)前副会長のご冥福を祈り、長年の同窓会活動への感謝を述べられました。そして記念講演のお礼と、昨年度の110周年記念事業の報告をされました。その後、中谷文弘学校長が挨拶をされました。同窓会の母校への支援を感謝され、山高の人気の高さ。それに応えるべく改革3年目の今年も、その流れを止めることなく生徒の夢の実現に向けて頑張っていくと話されました。次に、牧田平事務局長(山高21期)から各支部役員のご紹介があり、藤原信一氏(山高37期)が議長となり議事を進行しました。全ての議案が滞る事無く承認され、最後に野田昌和副会長(山高10期)が閉会の辞を述べられ、総会は終了しました。
しばし休憩の後、安田千代(山高23期)、藤村喜成(山高36期)、両氏の司会で懇親会が始まりました。恒例のプラチナ合唱団が、小山善雄先生の指揮で歌を披露してくれました。(宇宙戦艦ヤマト、千の風になって) 続いて、参加者最高齢の中西衛三氏(山中36期)による乾杯の御発声で懇談となりました。最後に、山中、山女、山高の校歌を歌い、招待期の小林弘幸氏(山高59期)の挨拶で、閉会となりました。
2010年8月26日木曜日
平成22年度山高同窓会総会の報告
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