平成21年8月9日(日)、伊勢観光文化会館において山高同窓会総会が開催されました。
今年度は山高創立110周年に当たり、山高10期と58期が招待期でした。
先ず、総会に先立って恒例の記念講演が行われました。北村弘幸氏(山高10期)が、講師の小阪憲司氏(山高10期)を紹介し、「認知症をめぐって 予防、早期発見、ケアー」と題して講演が始まりました。
小阪氏は、同窓会長や10期代表の野田昌和氏に今回の機会を与えてくれたことを大変光栄に思うと感謝を述べられました。
認知症は、脳の老化と密接な関係があり、脳の広範囲な病変によって起きる、高級な病気だと話されました。アルツハイマー型、脳血管型、レビー小体型の三大認知症が大半をしめ、小阪氏はレビー小体型の権威であられます。アルツハイマーにおけるワクチン療法の可能性や、レビー小体型とパーキンソン病との関係、若年性認知症やピック病にも話が及び、やはり早期発見が重要と述べられました。認知症の前段階と考えられるMCIレベルからの対応が大事で、家族が小さな変化を見逃さないことや、地域のネットワークで発見したり、早期に専門医に行くと言うことでした。予防については、習慣的な運動が有効で、バランスの良い食事、適度のアルコールも良いとのことでした。今回は、110周年記念講演として、広く一般の方々にも聴講して頂きました。現在大変関心の高い「認知症」に関しての講演だけに、多くの方々で会場が埋りました。
続いて、廣山晶彦先生(山高32期)の司会で総会が進められました。橋本久俊副会長(山高17期)の開会の辞で始まり、池田六太郎会長(山高19期)の挨拶がありました。記念講演のお礼と、110周年記念事業のお話をされました。また、全国高校野球選手権の開会式において、山高野球部主将が入場行進の先導役で出場したことを紹介されました。その後、中谷文弘学校長が挨拶をされ、生徒達の目指す進路の実現。勉学だけでなくクラブ活動の充実、楽しく満足感のある学校作りの話をされました。次に、牧田平先生(山高21期)から各支部役員のご紹介があり、藤原信一氏(山高37期)が議長となり議事を進行しました。全ての議案が滞る事無く承認され、最後に野田昌和副会長(山高10期)が閉会の辞を述べられ、総会は終了しました。
そして会場を2階ホワイエに移して、安田千代(山高23期)、藤村喜成(山高36期)、両氏の司会で懇親会が始まりました。最初に、恒例のプラチナ合唱団が、小山喜雄先生の指揮で歌(赤とんぼ、荒城の月、ソーラン節)を披露してくれました。続いて、参加者最高齢の中西衛三氏(山中36期)による乾杯の御発声で懇談となりました。
今回は、創立110周年ということで、資料委員会協力の下、藤原信一総務委員長が、山高の歴史のDVDを製作、披露してくれました。
また、田岡貞美氏(山高19期)の進行で大抽選会が行われ、楽しい雰囲気の中で懇親を深めました。
最後に、山中、山女、山高の校歌を歌い、招待期の森本浩太郎氏(山高58期)の挨拶で、閉会となりました。
2009年8月24日月曜日
平成21年度山高同窓会総会の報告
2009年8月11日火曜日
硬式野球部主将がテレビに出演します
8月12日(水)、硬式野球部主将が、NHK「ホットイブニング」(午後6時から)で、スタジオに登場します。
内容は、先日の「夏の甲子園」で先導役を果たした感想、宇治山田高校硬式野球部の伝統について、本県代表の三重高校へのエールなどです。
ぜひ、ご覧になって下さい。
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