2008年9月1日月曜日

平成20年度山高同窓会総会の報告

平成20年8月10日(日)、伊勢観光文化会館において山高同窓会総会が開催されました。

今年度総会は、山高9期と45期が招待期でした。先ず、総会に先立って恒例の記念講演が行われました。梅田幸子氏(山高9期)が、講師の岩本忠氏(山高9期)を紹介されました。そして、岩本氏が「わが語学遍歴とヨーロッパ研究」と題して講演が始まりました。岩本氏は、母校の同窓生を前に講演できる喜びを大変名誉なことと言われました。そこには地縁を感じ、別の知、intellectuarulを感じると言われました。41年間に亘る大学でのお勤め、言語を使うのは人間だけであり他の動物には無いことから、言葉の比較を考え、polyglotに興味を持たれたそうです。そして三部構成で、?外国語との出会い、?比較言語学、?ヨーロッパ論と、ユーモアを交えた語り口で、時間の経つのを忘れるほどでした。

しばし休憩の後、廣山晶彦先生(山高32期)の司会で総会が進められました。橋本久俊副会長(山高17期)の開会の辞で始まり、池田六太郎会長(山高19期)の挨拶がありました。お亡くなりになった小川修次氏(山中33期)のご冥福を祈り、記念講演のお礼と、110周年記念事業のお願いをされました。

その後、荒井順治学校長が挨拶をされ、名門山高の復活への目標を定め、文武両道、紳士淑女の養成校として新しい山高がスタートしたと、述べられました。

続いて、森岡義博先生(山高30期)から各支部役員のご紹介があり、田中精以嗣氏(山高19期)が議長となり議事を進行しました。全ての議案が滞る事無く承認され、最後に藤原敏夫副会長(山中49期)が閉会の辞を述べられ、総会は終了しました。

そして会場の準備が出来ると、安田千代(山高23期)、藤村喜成(山高36期)、両氏の司会で懇親会が始まりました。最初に、今年8年目を迎えるプラチナ合唱団が、小山善雄先生の指揮で歌を披露してくれました。(夏は来ぬ、我は海の子、故郷)続いて、参加者最高齢の中西衛三氏(山中36期)による乾杯の御発声で懇談となりました。そして恒例の山中、山女、山高の校歌を歌い、招待期の島田かよ氏(山高45期)の挨拶と同期の石川雄一朗氏の三本締めで、閉会となりました。

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